ソナタ

ソナタアークティカのライブにいくもんですから
4thアルバムをちょこちょこ聴いてます。
全体的に聴いていての印象は「悪くない」って感じなんだな。
全部聴いてみるとまぁ良い感じの曲もあるし、
テクニカルなソロや美メロの一つや二つは普通にあるんだが
なんというか一曲目で失敗してるんじゃないかと。
1st、2nd、3rdともに一曲目のハイテンションさは実に
心を盛り上げるしなんかこうシンフォメタルソウルを燃えさせる勢いがある。
今回はそれに欠けたような気がするかな。

まぁ悪い所ばかりを突くのはレビューとしては面白くない。
作品としてレベルが低いもんだとか言うつもりはまったくなく、
SONATA ARCTICAの歴史を紐解いていくとちょっと物足りないという
感じがファンとしてあった、という感じかな。二年足らずで
そこまで期待と愛着が向いているというのはそれはそれで
SONATAの存在感を再認識させるモノがあります。ですから
ライブにも行きたくなるわけでして。

今回のアルバムは3rdのツアメンから正式メンバー化したkeyboardsの
ヘンリック・クリンゲンベリが録音に当たり、
彼のピアノ・プレイがとても魅力的に感じました。
このへんはDreamtheaterの初代keyであるケビン・ムーアに
影響されているという彼の言及にうなずくもんがあります。

しかもこのヘンリック氏はなかなかのアクターといいますか
結構なサービスマンでしてショルダー・キーボードを縦に構え
スピーカに膝を立てて超早弾きをやったりかなり楽しい男です。

Gtのヤニはやっぱり超上手いし超早い。
こんくらい弾きまくれたら幸せだろうなあ(。・x・)ゝ